ウェシュタロス創世記

〈黎明時代〉

〈森の子〉は、いろいろな王や王国以前の、本当の”最初の”人々だった、そのころは城も砦も都市もなく、こことドーン海との間には、市場町さえなかった。

人間は全然いなかった。〈森の子ら〉だけが、現在われわれが七王国と呼んでいる土地に住んでいた。

かれらは肌の黒い美しい人々で小柄、大人に成長しても人間の子供より背が高くならなかった。

かれらは森の奥に住んでいた。洞穴、湖上の人工島、秘密の樹木の町。

かれらは瘦せていたが、動作がすばやく、優雅だった。

男性も女性も一緒に、ウィアウッドの弓と飛行罠を使って狩りをした。

かれらの神々は森林や川や石の神々──名前が秘密になっている昔の神々だった。

その賢者は〈緑の予言者〉と呼ばれ、森の張り番をさせるためにウィアウッドに不思議な顔を彫りつけた。

その〈森の子ら〉がどのくらい長くここを支配していたか、あるいは、かれらがどこから来たか、だれも知らない。

1万2千年ほど前に東方から〈最初の人々〉が聖堂の剣と大きな革の盾を持ち、馬に乗ってドーンにやってきた。

〈最初の人々〉は土地を切り開いて砦や畑をつくりながら、ウェアウッドの木々を切り倒して火にくべた。

〈森の子ら〉は戦に訴えた、〈森の預言者〉たちは魔法を使って海を上昇させ、陸地を洗い流しドーンに折れた腕を作った。

人間のほうが大きく強く、〈森の子ら〉の木、石、黒曜石は人間の青銅に太刀打ちができなかった。

結局、両種族の賢者たちの意見が通り、〈最初の人々〉の酋長、英雄と〈森の預言者〉、〈森の踊り手〉が会見し条約をむすんだ。

〈最初の人々〉には海岸地帯、高原、明るい草地、山地、沼沢地を与えられ、〈森の子ら〉には深い森林が残された。

〈英雄時代〉

〈長き夜の時代〉

〈七王国誕生の時代〉

アンダル人

〈狭い海〉をアンダル人が渡ってきた、かれらは背が高くて金髪の戦士たちで、鉄と火を持ってやってきた。

新しい神々を示す七芒星を胸に描いていた。

戦争は何百年も続いたが結局6つの南の王国すべてが彼らの前に滅亡したが地峡を渡ってこようとするすべての軍隊を〈北の王〉が撃退した。

アンダル人はウィアウッドの森を焼き払い、顔も切り落とし、〈森の子ら〉を見つけ次第殺戮した。

〈森の子ら〉は北へ逃れた。

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